活動記録


2023年

2/ 1    設立総会

5/12    第1回セミナー: ノハナショウブとは何?

         玉川大学教授 田淵俊人

6/13    現地観察会(千葉県佐倉市畔田自生地)

         生育地調査(千葉県成東・東金食虫植物群落)

6/17    生育地調査(千葉県多古光湿原)

6/24    生育地調査(山形県飯豊町・川西町)

6/30-7/2      生育地調査(岩手県北部から青森県東部)

7/12    第2回セミナー: 花輪堤ノハナショウブ群落の現状と保全

         岩手大学名誉教授 平塚明

8/ 1     関連湿地調査(埼玉県さいたま市・田島ヶ原)

8/15    生育地調査(山形県川西町)

10/25  第3回セミナー:

  1.  小田貫湿原におけるノハナショウブ開花数減少の理由~周辺地域の特徴紹介と共に~

    中込光穂・岡 愛香梨・岸田周士・松本和浩(静岡大学農学部)

 2.    世界農業遺産「茶草場」に残存するノハナショウブの特徴と保全の可能性について

              岡 愛香梨・中込光穂・岸田周士・松本和浩(静岡大学農学部)

 

2024年

4/11 関連湿地調査(埼玉県さいたま市田島ヶ原・秋ヶ瀬公園)

5/30 生育地調査(埼玉県さいたま市田島ヶ原)

6/5 生育地調査(埼玉県寄居町)

6/12    生育地調査(千葉県多古光湿原)

6/17    生育地調査(千葉県佐倉市畔田自生地)

6/19-20    生育地調査(山形県飯豊町・川西町)

6/25-28  生育地調査(青森県・ベンセ湿原-秋田県・芝谷地-岩手県・花輪堤-宮城県仙台市新浜 他)

7/31  第4回セミナー:

 1. 佐倉市畔田谷津ノハナショウブ群落とその管理

     小野由美子(佐倉里山公園支援し隊・代表、佐倉緑の基金理事)

   2.佐倉市畔田谷津の景観再生と順応的管理/ 東北調査2023&24

           原慶太郎(東京情報大学名誉教授、佐倉緑の基金代表理事)

8/26   招待講演(飯豊町)

8/28   生育地調査(北海道江別市東野幌)

(今後のセミナーの開催予定)

9月  冨士田裕子(北海道大学名誉教授)湿原と湿生植物の保全(仮題)

11月    黒沢高秀(福島大学教授)アヤメ属Irisの系統分類とノハナショウブの位置(仮題)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023年7月1日

種差海岸では、海岸の崖地でゼンテイカなどの植物と共存し、旺盛に生育しているノハナショウブたちと出会うことができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2024年6月27日

岩手県花巻市の大瀬川地区で、年1度の刈払いで非常に良好に保全されているノハナショウブ個体群を観察することができました。

活動ニュース

2024年5月: 当団体のメンバーである埼玉大学准教授の荒木祐二氏が埼玉県桜区にあるサクラソウ自生地として有名な田島ヶ原にて、自生のノハナショウブを発見しました。磯田(1990)によると、田島ヶ原周辺地域では、1963年にノハナショウブが生育していた記録がありますが、それ以降の情報はないようです。今回見つかった個体が、埋土種子由来か、大雨による潅水時の種子散布によるものかは判りませんが、ノハナショウブ個体群の動態を考えるうえで興味深い事例と思われます。

 

2024年8月: 当団体代表の東京情報大学名誉教授の原慶太郎氏が、”飯豊の自然を考える講演会”で講演しました。

題名: 飯豊町のあやめ(ノハナショウブ)と長井古種・災害復興

日時: 2024年8月24日(土) 午後6:00-7:30

場所: 飯豊町民総合センターあ~す

主催: NPO法人エコロジー・アーキスケープ